尾鷲の観光のご案内
世界遺産 熊野古道
熊野古道は熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)に参るための道。
伊勢から、吉野から、高野山から、そして京都からと幾筋かのルートがあったが、代表的なものが
紀伊半島を西回りする「紀伊路」と東周りの「伊勢路(東熊野街道)」であった。
伊勢路は、平安中期から鎌倉期にかけて盛んに行われた法皇らの御幸ルートで、道筋には熊野権現の末社として九十九王子社が祀らていた
これに対して、江戸時代以降盛んに歩かれるようになった伊勢路は、伊勢参宮を終えた旅人や、西国三十三ヵ所めぐりの巡礼たちが辿った、
いわば庶民の道。起点の田丸で巡礼装束に身を改めた旅人が、いくつもの険しい峠を越えて、あこがれの地、熊野をめざしたものである。
熊野古道 馬越峠
紀北町と尾鷲市の境界になる峠。伊勢路の中でももっと美しい石畳が、尾鷲ヒノキの美林の中に 続いています。 そのほか、夜泣き地蔵などの史跡も多く残っており、これぞ熊野古道という雰囲気を味わえます。
熊野古道 八鬼山峠
巡礼の旅人にとって西国一の難所として知られていた熊野古道・八鬼山道があり、籠立場、 伊勢内宮清順上人供養碑等の史跡などが多く残っています。 東海道中膝栗毛で知られている十返舎一九は「ふところの矢種つづかぬ長旅にいらぬ世話をも八鬼山峠」と 詠んでいます
おわせ港まつり
尾鷲の夏の最大イベントとして「おわせ港まつり」は、例年多くの市民の皆様や帰省客等の中心に賑わいます。
イタダキ市(水産物等の朝市)やカッター大会があります。夜には、手筒花火を目玉とした花火大会が行なわれます。
日程・毎年8月第一土曜日
熊野大花火大会
熊野灘に広がる美しい七里御浜や、国の名勝に指定されている鬼ヶ城を舞台に繰り広げられる三重県の熊野大花火大会。
直径約600mに広がる美しい3尺玉海上自爆や、疾走する2隻の船から海へ花火玉を次々と投げ入れ、
海上で扇形の花を咲かせる海上自爆が見ものです。
フィナーレを飾る「鬼ヶ城大仕掛」は、爆発した花火が扇状に開き、轟音が響きわたります。
ヤーヤー祭
毎年2月1日から5日にかけて行われるのが尾鷲神社の例祭「ヤーヤー祭」。夜はチョウサのかけ声とともに若者たちが勢いよくぶつかりあう勇壮な奇祭として知られます。
三木里海水浴場
遠浅の約1kmあまりの真っ白な砂浜の海水浴場。
後ろには紀伊の吉宗公が植えさせたという松林が連なっています。
夏場は中京や関西からのキャンパーや海水浴客が多く訪れ、多くの人出となります。また、シーカヤック体験やビーチバレーボール大会なども開催されます。
白い砂浜が美しい、シャワー、トイレなど設備が整っており、キャンプ場としても人気。シーカヤックの体験も出来る。
開設:7月第1日曜日~8月31日